早坂響

寸評

早坂響選手は、千葉県の高校野球界で活躍しています。特に2023年の千葉県高校野球春季大会では9番の先発ピッチャーとしてスタメン出場し、その後の全国高校野球選手権千葉大会では7番の先発ピッチャーとしてスタメン出場しています。また、彼はリリーフとしても途中から投入されることがあり、木更津総合戦では2回投げて被安打4、奪三振2、自責点3という成績を残しています。

プロ野球のスカウトからは早坂選手のポテンシャルと伸びしろに対して高い評価が出ています。ソフトバンクの福元スカウトは彼のピッチング能力と身体能力を絶賛しており、また中日の小山スカウトからは投球力を見越して大会を戦っているとの評価を得ています。巨人の織田スカウトは彼の投げ方に躍動感があり、投手歴が浅いにも関わらず余力を感じさせると言っています。

日ハムの大渕スカウト部長は、早坂選手の球に角度があり投げっぷりが良いと評価し、ヤクルトの小川ゼネラルマネジャーからは常時140キロの球を投げられる力を認められています。さらに、ロッテの榎康弘アマスカウトディレクターは彼がピッチャーらしくなりつつあり、ステップアップしていると感じています。彼のスライダーについては、インステップから投げられる角度があり有効と評価しています。最後に、再度のソフトバンクの福元淳史スカウトからは、130キロのスライダーを投げられるという驚異的な能力を評価されています。

これらの評価を総合すると、早坂選手は先発ピッチャーとしてもリリーフとしても活躍できる多才な選手で、その力はまだ伸びしろがあります。身体能力が高く、速球とスライダーを武器にしています。さらに、投手歴が浅いながらも、その投げる姿勢と球質には躍動感があると言われており、将来が非常に楽しみな選手です。