山崎諭

最上級生（5回生）の1938年全国高校野球選手権に2番サードで出場し3打数1安打。一浪して、1940年山形高等学校（旧制）に入学し、野球部に入部。一年からレギュラーに抜擢され投手になる。三年の時、約20チーム出場した高校の全国大会で準々決勝まで進出した。旧制高校は三年間の課程だったが、戦争の影響で半年、課程が短縮されて1942年9月に山形高等学校（旧制）卒業し、翌10月に東京帝国大学に入学する。早速投手に抜てきされたが、その年に行われたリーグ戦を最後に六大学野球は戦争のため中断してしまう。山崎が投げられたのはつかの間だった。1945年終戦を迎える。その年の10月に東大文学部に復帰し、仲間と野球部を再建した。1946年には主将を務めエースで4番として春2位、秋4位と万年最下位の汚名を返上、東大全盛期を築く。1947年春・秋4位、エースで主力打者として大活躍。1948年日本興業銀行に就職し投手で活躍した。